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チョロQ 白黒パンダ比べ

タカラトミー スタンダードチョロQ 
NO.94 スプリンタートレノ(AE86) 
06年9月23日発売 368円(税込み)

HG-019 スプリンタートレノGTV
ストリートレーシング限定セット AE86トレノ
97年12月発売 2000円(4台セット価格・税抜き)

RG-05 スプリンタートレノ(AE86)
2002年5月発売 1000円(税抜き)

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今回は先日ご紹介したチョロQ、NO.94スプリンタートレノを記念して、新旧白黒パンダトレノの比較です。スプリンタートレノは手元に3つの型があるので、それを元に見ていきます。

●HG-019トレノGTV
1984年にNシリーズとして発売になったA-50スプリンタートレノが97年にストリートレーシング限定セットとして復活した。ここで取り上げるのはそのセットの中の1台。型自体は初版のモノと変わらないがHGの冠を与えられ、各部の仕上げはレベルアップしている。
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この頃のボディーカラーのホワイトは成型色をいかした仕上げで上からクリアを吹いている。
フロントバンパーはシャーシと一体なので白い部分とウインカーは彩色されている。
上半身の幅が切り詰められてフロントノーズが落ち込んでいるデザインのため、やや窮屈な印象を持ってしまう。
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特徴的なのはサイドミラーの再現。片側からボディを通って両窓を貫通する別パーツで再現されている。やや画像が小さいが、確認できるでしょうか?
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なんとも似合わないのが、このサンルーフ。スポーツカーには相応しくない装備ですが、これも時代なんでしょうか…
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●リアルギミックNO.05 スプリンタートレノAE86
2002年5月に発売されたギミック付きのリアル仕上げシリーズの第5弾。
A-50・HG-019とは全く異なる、新規金型で発表された意欲作。サイドドア開閉で注目を集めたリアルギミックシリーズの第5弾として人気を集めた。ボンネットの開閉は特に目新しさは無かったが、そこの搭載されている4A-Gエンジンはシールではなく別造形。ラジエーターとバッテリーが塗り分けられ、ご丁寧にストラットタワーバーまで付いているのは驚きです。
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現在は中断しているRGシリーズだが、色んなアプローチでの復活を望んでいる。このAE86には、QQQショップ限定の赤黒ツートンと、チョロQエキスポ限定の黒銀ツートンのバリエーションがある。今見ると単純な色替えだが、その当時はこの赤黒ツートンでデビューしたワタナベタイプのホイールが話題になった。
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今回はデザイン面で非常に似ているRGとSTD94を、比較してみましょう。
現在は絶版の為、入手困難なRGですが、そのギミック省略・廉価版ともいえるのが、今回のSTD94。ボディデザインはRGとほぼ変わらない。
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カラーリングで大きく変わったのが、サイドのツートン塗装の上のライン。黒線が違うラインで塗り分けされている。視覚的には一直線に見える今回のSTD-94の塗り分けを支持したいが、前後フェンダーの黒が黒線部分で止まってしまっているのはいただけない。
窓枠も無塗装のRGに対し、艶消し黒塗装が施されたSTD94は進化している。
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フロント周りはほぼ同じデザインだが、フォグランプ部の厚みが違ったりしており、新規造形であるのは間違いない。ウインカーやナンバープレートはどちらも同じ表現だが、RGはフロントバンパーに「TRUENO」のエンブレムと、ワイパーが再現されている。
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リアスタイルもRGはウインカー、バックランプが塗り分けされており、車名、グレードもタンポ印刷が入る。省略されたSTD94はどことなく寂しい印象だが、価格を考えれば止むを得ない。
上から見ても、デザインラインがほぼ変わらないのがよく分かる。
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STD版として復活したAE86は、RGの廉価版として人気を集めそうだ。
今まで特注や企画モノでしか手に入らなかった状況が一変し、カスタムベースとしても重宝されていくと思うので、嬉しいラインナップの追加でしょう。今後のバリエーション展開にも期待したい車種です。

  by eipon2005 | 2006-10-02 12:52 | Choro-Q

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