京商ランボルギーニ2 シルエット その1
シルエット 1/64スケール。販売価格399円。
カラーは赤・オレンジ・白の3種類。
京商ランボ1にてウラッコがリリースされた時、その出来の良さに感動しました。そして第2弾のラインナップを見たとき思わずニヤリとさせられました。後継車シルエットが入っていた為です。
先日は復活したガヤルドを紹介しましたが、ここではベビーランボの進化について、改めて見ていきましょう。
[いにしえのベビーランボたち]
●ウラッコ
ポルシェ911・フェラーリのディノをライバルにした、初代ベビー・ランボルギーニ。
1969年にその開発がスタートし、1970年のトリノ・ショーで発表。実際に生産が始まったのは1973年。デザインはベルトーネ在籍時代のマルチェロ・ガンディーニ。V型8気筒2.5リットルSOHCエンジン220ps。最高速度は240km/h。2+2のミッドシップ。1975年に、DOHC化し250PSのP300、イタリア国内専用モデルの182PSのP200が追加。しかし、1976年にはP250の生産は中止。P300はボンネットのスリットがルーバー状にたくさんあるが、P250とP200は大きく2つ開いているのが外観の相違点。総生産台数は793台で、P250が520台、P300が205台、P200が68台。
●シルエット
V8で3リットルのフェラーリ308・2.7リットルのポルシェ911に対抗して、1976年に登場したウラッコP300をベースに誕生した、2シーターのデタッチャブルモデル。ベルトーネ在籍時代のマルチェロ・ガンディーニによるデザインで、シルエットという名は当時人気があった世界選手権レース「シルエット・フォーミュラ」に由来。3リットルV8エンジンの最高出力は265PS。2シーターとなり、足回りも強化され、大型のフロントスポイラー、オーバーフェンダーに加え、ルーフを脱着式にし、プロトタイプのブラボーのホイールと、ワイドなピレリP7タイヤが採用された。1976年から3年間でわずかに54台しか生産されなかった。
●ジャルパ
フェラーリ328シリーズに対抗して、1981年のジュネーブ・ショーで発表された、シルエットの後継車。エンジンのみ3.5リットルに拡大され255ps。シルエットとの相違点は、サイドウインドウ後方のエアインテークの形状の違いと大型化したバンパー。88年に生産400台余りが生産された。ここからベビー・ランボというカテゴリーは途絶え、その復活はガヤルド登場まで待つことになる。
[インプレッション]
ウラッコのアクのある顔立ちに比べて、やや落ち着きのあるシルエット。
フロントバンパーが黒いのも、時代を感じさせます。今やボディー同色は基本ですから。
ウインカー、フォグランプは彩色されています。
リア回り。ウラッコの印象は残しつつも、しっかりと新規造形。
エンジンフードは別パーツ。脱着式ルーフと共にフラットブラックで塗られています。
ウインカーはクリアパーツ、バンパーも塗り分けを考慮してか、別パーツとなっています。
今回のお気に入りはオレンジ。
やや白みがかったオレンジですが、別の呼び方があるんでしょうか?
この色、ウラッコの紫と同じく、実車では見つけられませんでした。存在してるんでしょうか?
リアフェンダー回りも迫力一杯です。
恒例のホイール比較。今回もつや消し銀の一色です。出来はかなりイイです。
こだわりのタンポも随所に見られます。ドアノブのメッキ部分も。ホントに細かいですね。
今回もライト部に鮮やかな傷が…頼みます京商さんorz
by eipon2005 | 2006-09-06 18:20 | kyosho